コメンタリー感想 制作スタッフver


スタッフさんだけあって専門用語とか飛び交って「?」って思うこともあったんだけど、
そこは雰囲気とノリで、何となく把握してる感じです。

■歯車
意識して見ないと気づかない部分まで、細かく動いている。
スタッフのこだわり(笑)
この話は水島監督がラジオで公開前にもちょろっと話されてたかな?
初めて劇場で見た時も、その辺りを注目して見てたな〜と、
私の頼りない記憶が残ってるから…

■冒頭を過去話
「TVから引き継いで見てる人は、いきなりエドとあるが出てきてるから…」
劇場で初めて「ハガレン」を見る人もいるからって水島監督の意図という話がでたんだけど、
このアバンで作られた劇場予告を見た私は、
まんまとその策略にはめられた一人なんですね(笑)
本当に当時は過去話に戻るの?って色々考えさせられましたから!

■空の色
錬金術世界と現実世界とを区別する。
やっぱち色々設定を細かく決められてるんだな〜って。
TV最終回からそれは考えられていたみたいで…
この話を聞いてから改めて何度も見てみると、その違いがより分かりましたね。

■OP
実は参加して作りたかったって言う水島監督だけど、
手間を考えろと怒られたらしい…(笑)
そしてTVからのダイジェストっぽいイメージという事で、
DVDのパッケージを使う事になった。
確か劇場公開直ぐの本編の感想では私は、悲観的に書いてたんだけど、
このコメンタリー聞いてると、「ごめんなさい」って素直に思いましたね〜(笑)

■編集
ホテルシーンでの地球儀の色
劇場公開では青かったのを、DVDではちゃんとシックな色に直してる。
もう今言われても。そんな細かい所まで見てないよ〜って感じなんだけど、
そんな話されると、どんなだったか見たくなるよ

■細かい?
エドとノーアが階段で話すシーン。
エドの表情が凄く細かいのに、スタッフ陣も驚いてるんだけど、
水島監督的にはそこまでしなくていいって感じで、監督の方で抜いたって、
言われてるんだけど、パート毎に作監さんとかのこだわりが見えますね。
もう後ろで「ほらっほらっ」っていう監督の声が面白かったよ(笑)

■手の仕草
ビアホールの前でヒューズがエドを手招きする時、
監督のコンテでは下向きだったのが、それは日本式だということで、
上向きに直した。
あ〜たしかに、見てて違和感を感じたのは、慣れない仕草だったからなのか〜って
思いました。

■ブラットレイ
車で登場した時、丁度曲の変わり目で、実はその後ろの
「じいちゃん」があやしいって、話されてるのをきいて、
そんな話されると次見る時から、その「じいちゃんばかり」気になってしょうがないっすよ!!

■金子さん(笑)
飛行機が飛んでるってだけで、スタッフとしてつれてきたって水島監督が言われてます(笑)
でも、何度も金子さんネタが多く飛び交いますね〜。
プロペラが右回りか左回りかまでのこだわり。

■ロンギネスの槍
ハウスホーファーが集めるのが大変だったってセリフとともに、
後ろでも、資料を集めるのが大変だったらしい(笑)
でもこの「槍」の名前が出た時に私はエヴァを思い出しましたよ…

■アルの頭
劇場で見てた時は、エドが持ってきたのね〜って喜んでいたのに
スタッフ的には、これは間違いだったみたい(泣)
そういう事なんですよね?
はぁ…

■劇場内小劇場
ラースとグラトニー戦。
見てるこっちも凄い迫力に何度見ても圧倒されるシーンなのに、
スタッフ陣も「空間把握能力」がすごいね〜って話されてて、
でも確かにこのシーンは凄いですよね。
水樹奈々さんの演技もすごいな〜と。
普段はあんなに可愛らしい声なのに!

■ハイデリヒの表情
エドを元の世界に帰せた事に満足してるので、
最初は苦しそうな表情だったのを、直した…と。
わりとこの辺のシーンは全体の真ん中くらいだから、
ハイデリヒの心境まで察して映画は見てなかったから、
この話を聞いて、感慨深いな〜って。

■エッカルトの黒子
これもコメンタリー聞いてから知りましたね。
エッカルトにシンクロして笑ったり睨んだり…

■忘れ物(笑)
劇場公開では鎧達に黒子がついてなくて。
本当言われなきゃ分からないことだけど、修正も出来なかったほど
公開まで時間がなくて、忙しかったんだな〜って。
もちろんDVDでは直されてます(笑)

■EDテロップでも(笑)
これも劇場公開時には間違いがあったみたいで。
後ろで水島監督が「もう絶対間違ってないわけだね?」って
いったら、もし気づいても心の中にしまって下さいって(笑)

□あぁでもこんなに楽しく裏話の聞けたコメンタリーは初めてです(笑) スタッフさん各々のこだわりを知ることが出来たり、
どれだけせっぱ詰まった作業をしてたのかとか…
映画ってアニメでも実写でもそうだけど、TVシリーズと違って、
間やそのシーンの雰囲気を最大に引き出す効果が大きいのか
セリフを省かれたりするので、
説明を読まないと、キャラクターの思考なり、
展開が少し分かりにくかったりすることもあるんだけど、
分からないからってはっきりさせてしまうのも面白くないけど、
やっぱり、作ってる制作スタッフさんから直々のお話なら
正しい情報として、手に入れることが出来るので、良かったな〜と。

本当、今更ですがお疲れ様でした〜って思い出いっぱいです☆

RESPECT MAIN